絶品タイの生ライチ。この美味しさを日本にも届けられるのか?ライチの缶詰を食べた感想

※ 2018年4月12日 缶詰情報を追記しました

5月中旬~6月中旬のこの時期約1ヶ月ほどしか出回らない、生ライチ。

癖の強い南国フルーツも多い中、生ライチを嫌いな人はいないんじゃないでしょうか。

もう実をむいているときから果汁がしたたれおち、時に飛び散るほどの水分量。プリプリした真っ白な果肉を頬張る瞬間は至福の時間、、!

この美味しさを遠く日本にも届けることができるのか?ライチの缶詰を食べた感想を書いてみました。

ライチ基本情報


ライチは枝から離れた瞬間から鮮度が落ちるそうで、このように枝付き、葉っぱ付きで売られています。また乾燥に弱いので冷蔵庫へ入れるときはビニール袋へ入れた方がいいそうな。

買う際はとにかく実が大きくて真っ赤な色のものを!

そして夫の同僚曰く、まんまるよりも少し尖った形の方が種が小さく実が多いためお得なんだとか。

確かに食べてみるとそういう形の方が種が小さかった!房売りだから選べないですが(^^;)

ライチの種類

ライチには4種類あるそう。
参考:【ライチ大好き!】北タイの特産フルーツ「リンチー」は、雨季の5月6月が旬!-アカ族.com】

今回はバンコクでよく見かける2品種について。

上の写真はライチの王様、ジャカパット(จักรพรรดิ)種。ジャカパットとは「皇帝」という意味で、楊貴妃が愛した果物として有名。ぽてっとまるっこい赤い実がかわいい。

実は肉厚で、びっくりするほどやわらかくジューシー。上品な香り。甘さと酸味が絶妙!

売っている場所にもよりますが、スクンビット界隈だと大体1キロ80~150バーツ。クロントゥーイ市場では80バーツ/kg、木タラでは100/kgで売っていました。

今まで購入した中での最安値はKonnichipan Bakery(こんにちパンベーカリー)すぐ近くの屋台(カオサン付近)。65/kgでした。

もうひとつがこちら↓
ホンフワイ(ฮงฮวย)という種類。ジャカパット種に比べて、表面がトゲトゲしていて小ぶり。見分けはつきやすいと思います。

テスコロータスで1キロ45バーツでした。ジャカパット種の半値ほど!

こちらもとってもジューシーだけど、独特の香りがあり、冷凍ライチの香りに近いものがあります。酸味もあるけど甘みが強め。日本で食べた冷凍ライチはこの品種じゃないかと。

2種を比較すると、ジャカパット種が圧倒的に美味しいです!

このおいしさを日本にも届けられるのか?

この美味しさをどうしても果物好きの母に味わってもらいたくて、この時期に来タイしてもらいました。

母︰「美味しいとは聞いていたけど、こんなに美味しいとは思わなかった!」

と喜ぶ母。フルーツ繁忙期の今なので、毎日市場やスーパーで果物を買い、ライチ、マンゴー、ロンコン、ドラゴンフルーツ、ドリアンなどなどたっぷり堪能しました。

母︰「持って帰れたらいいのになぁ」

確かになぁ、、と調べてみると、果物の日本国内への持ち込みは細かく決められていて、植物防疫所のHPを見るとほとんどのフルーツがアウトでした。ライチももちろんアウト。

ただ意外なことにドリアンは検疫を受ければOKだそうな。

本物が持って帰れないなら、缶詰はどうだろう?とスーパーでよく見かけるライチの缶詰を買ってみました。

試しに一番小さいサイズ。果肉8個入り40バーツ。

中身はこんな感じ。う~ん、見た目がわるい。イカみたい。笑

肝心のお味は、生ライチのやわらかな食感よりもかたく、酸味は少しあるくらい。甘い、、缶詰のパイナップルのようなお味でした。

実がそこまで大きくなく、酸味も少なかったので、もしかしたらホンフワイの品種を使っているのかも?缶詰に表記はありませんでしたが。

想像していたよりも微妙でした(^^;)

※2018年4月12日 追記
以前購入した「UFC」ともう一つよく見かける「Malee」の缶詰を食べ比べてみました。
感想は、UFCに比べてMaleeは独特の香りがほとんどない!Maleeの方が断然食べやすかったです。

ただシロップ漬けだから当然だけど、甘いし結構ヘビー。缶詰ではやはり生ライチの良さを伝えるのは難しいかも。
(追記おわり)

結論

やっぱり生ライチを食べてもらうのが一番!お土産に缶詰を買って行って「生ライチってこんなもんか」と思われたらライチにわるいしな。

ジャカパット種の生ライチが食べたい方は是非この時期にタイに来てください!

フルーツ情報まとめ

英名:ライチ
タイ名︰リンヂー/ลิ้นจี่
時期︰5月中旬~6月中旬頃
お味︰酸っぱくて甘くてジューシー
価格︰80~150バーツ/kg

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