緑と苔が最高に美しい洞窟のお寺「 Wat Umong (ワット・ウモーン) 」@チェンマイ

※ 2018年4月9日 更新

チェンマイに行くにあたって行きたかったお寺「ワット・ウモーン」。想像どおりとっても素敵なお寺でした!

森林に囲まれた洞窟のお寺には苔が生えていて、その一体となっている様子は千と千尋のトンネルを抜ける場面を思い起こさせるんです。

調べてみると瞑想で有名なお寺だそうでまさにそんな雰囲気。行くだけで心がスッキリするようなお寺の魅力をまとめてみました。

アクセス


ステープ山の麓にあるお寺。大通りから細い道に入り、さらに坂道を登っていきます。この旅行の移動はずっとUberに頼っていましたが、お寺の駐車場にはソンテウやトゥクトゥクも停まっていました。

▶ Uberの記事はこちら。
【超超快適!子連れチェンマイ観光にはタクシーサービス「Uber (ウーバー)」が必須です】
※ 2018年4月9日 追記
3月にUberはアジアからの撤退を発表しました。今後はGrabが引き継ぐカタチとなるそう。経緯やその他のチェンマイの移動手段については上記リンクを参照ください。
(追記おわり)

入口の看板。ここから洞窟のある場所まで5、6分歩きます。

「Meditation Center」の看板。

瞑想(meditation)センターってなんぞやと帰って調べてみると、瞑想したい人を受け入れ、管理&取り仕切るセンターのようです。

タイには寺内にメディテーションセンターを併設しているところが結構あるみたい。確かにタイ人にとって瞑想は身近な存在。

ワット・ウモーンでは外国人の修行も受け入れていて、英語の関連書籍を備えた仏教図書館もあるよう。

白いシャツとズボン、歯ブラシやタオルなどの身の回りのものを準備して(布団や服のレンタルあり)登録すれば参加できるそう。

ビジネスの香りがしなくもないですが、1日のアクティビティの時間割りがされており瞑想プログラムに沿って参加できるのでハードルは高くなさそう。外国人でも参加できるというのもいいですよね。日本人で参加された方のブログもいくつか発見しましたよ。

ワット・ウモーンの公式HPに詳細が載っていました。
【Wat Umong Meditation Center】

タイ各地で瞑想体験をされた方のブログを読んでいたら興味が湧いてきた私です。

ウモーンはトンネル、洞窟という意味。

こんなお寺

ランナー王国の初代王、メンラーイ王がチェンマイに都を作った際、スリランカから招いた僧侶が修行できるようにと建立したお寺(12世紀末)。

その後僧侶が瞑想できるようにとトンネル=ウモーンができたのは建立から200年ほど後。

緑に囲われた、本当に素敵な場所です。

洞窟の横には仏像さんの頭がちらほら。この仏像さんの頭は他の寺院から引き継がれたものだそう。

ここが入口。靴を脱いで入ります。

中はひんやりしていて気持ちいい。息子の汗が引いて助かりました。

当時は、洞窟の壁には上の写真のような鮮やかな絵柄が入っていたそう。

トンネルの中にはところどころに仏像さんがいます。お祈りしている方もいました。

洞窟の開けた場所を見上げるとトタン屋根(笑)そして大きなハチの巣が!驚

寺内には立派な鶏があちこちいました。本当にそこら中。100匹はいたと思う。卵を産ませて最終的には食べる、、のかな?

トンネルの手前の階段を上がっていくと大きな仏塔があります。

その奥へ行くと洞窟の出口とつながっており、さらに右奥へ進んでいくと、

釈迦苦行像がありました。

ブッダは山林にこもって約6年間断食と座禅の日々を送ったそうです。6年断食。。私のタイ生活中断食し続けてもまだ足りないくらいと思うと信じられない、、おなかの凹み具合が見ていてツラい。泣

この後、苦行するばかりでは意味がないと気付いた仏陀は「中道(どちらにも偏らない考え)」を悟り、その後は私たちの知るぽっちゃり体型のブッダとなっていったそう。

このエピソードは寺内で苦行憎を見たときには知らなかったので、見つけたときは少しビックリました。


3連休の中日の昼間だったこともあり、人もそこそこいましたが、それでもトンネルの中は静かでひんやりした空気感がとても心地よかったです。

息子は息子で秘密基地みたいでトンネルをいたく気に入っておりました。笑

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お寺情報

名前:Wat Umong(ワット・ウモーン)
場所:135 Moo 10,Su Thep Rd,Muang Chiang Mai/ドイステープ山の麓
時間:8:00-17:00


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