シンガポール発のキュートなチョコレート【Janis Wong ジャニスウォン】@ラッフルズシティ

※ 2019年4月16日最終更新

鮮やかでセンスの光るデザインが素敵なチョコレート屋さん「Janis Wong ジャニスウォン」

このお店の存在を知ったのは、コンドミニアムへの入居時、部屋のオーナーさんがここのクッキーをプレゼントしてくれたことから。

それからもオーナーさんに会う度にお土産にいただき(心遣いと圧倒的心の余裕をもった徳の高いオーナーご夫妻です、、)調べてみるとシンガポール土産にもよさそうなMade in Singaporeのチョコであることを知りました。

今回はいくつか食べたものをまとめてみました!

Janis Wong(ジャニスウォン)とは

シンガポール出身の女性、ジャニスウォンさんによるデザートバー兼レストラン。

シェフであり、アーティストでもあるジャニスさん。アジアの最優秀パティシエ賞(その年にもっとも活躍したパティシエ)を初年度の2013年と2014年の2年連続受賞しています。

1983年生まれとあったので、受賞した初年はなんと30歳。写真で見るにとってもかわいらしい女性。

シンガポール国立大学(アジアで最高ランク)を卒業後、パリの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」に入学。卒業後は世界の有名レストランで技を磨き、ピエール・エルメ氏(マカロンで有名な。パティスリー界のピカソと言われている人)、オリオール・バラゲ氏(スペインのパティシエ。この人もデザート界のピカソらしい)などに師事。

2007年にスイーツとお酒を一緒に楽しめるバー「2am:dessertbar」@ホーランドヴィレッジをオープン。このとき24歳。

「edible art=食べられるアート」と自ら名付けるデザートたちは器が画用紙のようで、余白も含めて本当に一つの作品のよう。繊細なのに大胆。

ジャニスさんの探究心とデザイン性が高く評価されて、現在はニューヨークやオーストラリアなどへも活躍の場を広げています。さらにファッションやコスメブランドからの依頼などもあるそうで、今後もっと名前を聞く機会が増えそう。

経歴がすごすぎる、、そしてなんとフットワークが軽い方なんでしょう。センスがあって頭が切れるパワフルなお方。

2016年4月には新宿にもお店を出しています。7歳までお父さんの仕事の関係で日本に住んでいたこともあり、日本のインスピレーションを受けたデザートも多いそう。店舗情報は記事下より。

参考URL:
〇 【新宿NEWoMan(ニュウマン)にデザートバーをオープンした天才ジャニス・ウォンとは誰なのか? - Yahoo! ニュース】
〇 【ジャニス・ウォン公式HP】(新宿店)

アクセス


現在シンガポール内には2am:dessertbarを除き3店舗あり。

国立博物館敷地内のレストラン兼デザートバー、オーチャードのパラゴン地下、そして今回行ったラッフルズシティショッピングセンター地下。

日本に帰る予定があったのでお土産にしようと国立博物館のお店へ向かう途中、ランチに立ち寄ったラッフルズシティでJanice Wongショップを偶然発見!手間が省けた~(^^)

ラッフルズシティ店は店頭販売のみでこじんまりしたお店。MRT City Hall直結のショッピングセンターなのでアクセス抜群。
店舗番号は♯B1-48

ショーケースの中にはカラフルでつやっつやのチョコレートボンボンたち!1つ3.5ドル(≒300円)。チョコレートボンボンは元々単価が高いけど、凝っているだけあっていいお値段、、

クッキーはいただいたもの以外にもこんなに種類が。15~25ドル。

これ、100%チョコレートでできたクレヨンなんだそう。8本入りで36ドル(≒3,000円)。箱も含めてKOKUYOのクーピーみたい!お皿に書けるから記念日に使えそう。

紅茶も売っていました。1つ26ドル(≒2,100円)。

日本のジャニス・ウォンではお店での食事提供のみで、現時点ではこのようなお持ち帰りできる商品はシンガポールのお店のみ。

以下食べたことのあるチョコレートの感想です。

チョコレートボンボン

(各3.5ドル)
左から順に、
〇 Almond Marzipan
ブロックの形をしたピンク色のチョコ。マジパンぽさは感じないけど甘め。

〇 Lemon Tyme
白に緑と黄色の柄が入ったチョコ。ホワイトチョコでクリーミー。

〇 Strawberry Shortbread
ピンク色のドーム型のもの。ラズベリーっぽい味に苦めのチョコ、美味しい!

〇 Gula Melaka Pandan
グラメラカはパームシュガーのこと、パンダンはアジアでよく料理やお菓子に使われる葉っぱのこと。アジアらしさ満載ですが、知らずに食べたこともあってかクセは感じませんでした。

〇 右:Jasmine Milk Tea
ほのかーーなミルクティー感。

〇 真ん中:Strawberry Shortbread
甘酸っぱいよりは甘いいちご。アポロっぽい。後味にお酒を感じました。前に食べたときは甘酸っぱかったけど、マイナーチェンジしてるのかな、、?

〇 左上:Naked Grouse Whisky Orange
苦味強めで、後にお酒の味がしっかり。これが一番美味しかった!

全体的に名前ほど味にインパクトはなく、どれも食べやすかったです。全部美味しいけれど、見た目重視のお値段かも。

クッキー

オーナーさんにいただいたクッキーは「Chocolate Chip Truffe チョコレートチップトリュフ」というもの。

スノーボールくらいの大きさのものが25-30個ほど入っていました。これで15ドル≒1,200円。賞味期限は約1ヶ月と短め。

食感はノーマルクッキーとカントリーマアムの間くらいでしっとりめ。

お味は、チョコレートはビターでとっても濃厚!ブラウニーのよう。大人な味です。ほのかに感じるチョコチップがまた美味しくて、大きさもちょうどいいので、ついついつまんでしまう。

ジャニス・ウォンのオンラインショップでは「Double Baked Dark Chocolate Espresso Cookies」と紹介されていたけど、本当にエスプレッソチョコという言葉がぴったりかも。

そんなお気に入りのチョコクッキーだったのですが、母妹が遊びに来たとき(2019年4月)に買いに行くと見た目が変わっていました。
お味も変わってしまっていて、ちょっと湿気ってかたくなったようなパサパサした食感になっていた(涙)前の方が全然美味しかった、、

妹がこのクッキーが大好きで楽しみにしていたのでかなり凹んでました。笑

昨年末に買ったときはまだ変わっていなかったので、今年になってリニューアルしたのかな。また元のものにもどってほしいな。

パラゴンの地下の店舗では試食をさせてもらえたので、味を確認したい方はパラゴンに行くといいかも。

チョコレートロリポップ

(3ドル)
たくさん買ったらおまけでくれたロリポップ。

ストロベリー&グレープと書かれていたけど、ほぼグレープ味。子供のお菓子っぽい味で息子が喜んでいました。

こちらはストロベリースモーク味。名前通りすごくスモーキーでパンチの強い味でした。

板チョコ

シングルオリジン(カカオ豆本来の風味を生かすため、一つの産地のカカオから一つのチョコを作る)76%のビターチョコ。12ドル(≒1,000円)。

日本の薄いチョコではなく、海外によくある分厚いチョコ。濃厚というよりもサッパリと軽い感じでした。私は板チョコは薄くてとろける食感の方が好きですが、食べ応えありでした。

ペイントチョコ

クッキーの瓶を開けたときに、壁面のペンキがチョコについてしまっていて、「やっぱりこういうとこはアジアなんだな」と思っちゃったんですが、これ実は「Chocolate Paint」というチョコの絵の具のようなもの!食べられるんです。

黄色はパッションフルーツで、青はペパーミント。ペパーミントはよく分からなかったけど、黄色はしっかりパッションフルーツの味でした。

このチョコレートペイントは瓶詰めでも販売されています。
斬新!

博物館敷地内のお店はこのチョコペイントで店内が彩られたりしているそうで、機会があれば行きたいな。

以上、ジャニスウォンのチョコレートについてでした。

スイーツもパッケージも見た目がとにかく華やかなのでプレゼント向けだと思います!

お店情報

店名:Janis Wong
住所:MRT CityHall直結のRaffeles City Shopping Centre ♯B1-48
時間︰10:00-22:00
HP:https://www.janicewong.com.sg/(シンガポール店)
HP:http://www.janicewong.jp/(新宿店)


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