5月下旬、梅雨に入った台北は3週間ずっと雨。一時帰国便も欠航となり気分は落ち込み気味。
よし!日本旅行に行けない分、気分転換に近くの温泉宿に泊まろう!と当日朝にホテルを探し、一泊二日で旅行気分を味わってきました。
宿泊したのは、
アジアパシフィックホテル北投
(北投亜太飯店)
台北中心部からすぐ行ける人気の温泉地、北投区にある、できて3年ほどの新しいホテルです。
北投区の良質な温泉を和室で満喫、プールで子ども大はしゃぎと良きステイケーションができたので感想をまとめてみました!
アクセス
台北中心部から電車とシャトルバスで約30分。中山駅を起点とすると、MRTレッドライン(淡水信義線)で中山駅→北投駅(21分)まで行き、北投駅の駅前からシャトルバス(約5分)です。
乗り場は駅(出口は1つ)を出てすぐ右手。
時刻表は2020年10月時点で下記の通り↓
(アジアパシフィックホテル北投 > 交通情報より)
約1時間に1本。北投駅、新北投駅、どちらの駅にも迎えに来てくれます。
私たちは到着時間がギリギリになりそうだったので、向かう電車の中からホテルに電話し、乗りたい時間と名前を伝えておきました。
ホテルの受付には日本語が堪能な方がいらっしゃいましたが、電話対応は中国語 or 英語のみでした。
駅からはシャトルバスの他に公共バス(S25、S22、共に小さなバス。「北投文物館」で下車)でも行けます。
場所的には北投の地獄谷から車で3分くらいの場所ですが、ホテルは山の中腹にあり、とんでもない坂道だったので歩きはかなりしんどそう。
緑に囲まれた気持ちのいい場所にスタイリッシュな外観のアジアパシフィックホテルがあります(^^)
ホテル全体はこんな感じ
フロント・ロビーがホテルの7階に位置します。写真の右手奥にはレストランも。2〜6階と8〜11階が客室、1階に大浴場やプールなどのレジャー施設がありました。
売店はこじんまり&お土産系が主でサクッと食べられる食べ物はありませんでした。周りにコンビニなどがないため、部屋用のスナックやお酒などは事前に購入していくのが◎
部屋の種類
部屋の種類は全部で6種類。(アジアパシフィックホテル北投 > ROOMS & RATESより)
下段のお部屋はかなり広く、大人4人で泊まれるタイプ(その分お値段もかなり張る)。
どの造りもとっても素敵なのですが、九份旅行で味をしめた私たちは和室に泊まりました。というか和室のお部屋を探してこのホテルに辿り着きました!
次男が9ヶ月でハイハイ絶頂期だったので、和室だとずっと目を光らせなくてもよく、圧倒的に楽だったので。
料金は、土日宿泊で2020年5月の場合で、8,700元(≒31,320円/1元=3.6円で計算)でした。
いつも宿泊するホテルの相場より高くて少し悩みましたが、施設充実&一泊二食付きだし、日本で旅館に泊まるくらいの値段だと思い、取ってみました。
子供の宿泊料金ですが、HPの客室紹介を見ると、部屋によって異なります。
和室の場合、子供2人まで追加可。5歳以下は無料、6歳〜11歳は別途2,800元(ご飯・施設使用料:2,000元、布団:800元)。
今回も予約はAgodaでしたのですが、Agodaの予約画面では一緒に宿泊できる子供の人数が1人となっており、2人にすると人数オーバーで予約できず。
泊まれなかったら困るよね、と予約前に念の為電話確認、子供2人で問題なさそうだったので、Agoda側では子供の人数を1人とし、もう一人赤ちゃんがいる旨を備考欄に書いておきました。
ホテルの予約サイトってホテル側の子供許容人数と違うことが多くて、どうすればいいのか困ることがちらほら。
でも正規で予約するよりAgodaをかました方が随分安いので、、文句は言えない。
▷ Agoda - アジアパシフィックホテル北投
しかし夕食付きって海外ではあまりないですよね。立地が不便だからかな?
お部屋はこんな感じ
本格的な和室!!和室だけどスタイリッシュ。新しくてキレイでした!
コンパクトなお部屋ではありますが、ベッドに場所を取られないし、十分快適。
1歳以下がいるということで床の間にあったであろう花瓶などはあらかじめ撤去してくれていました。
茶器がかわいい。置いてあるお茶がとっても美味しかったです。
そしてお風呂!
広い〜!赤ちゃん用のバスタブ(ベビーシャンプーセットまで^^)も用意いただいていました。
お風呂の蛇口には「温泉」の文字。Cold Waterが「山泉」というのもいいですよね。
北投区には3種類の泉質があり、アジアパシフィックホテル北投では白硫黄泉(効能:気管支拡張、皮膚病、婦人病など)を楽しむことができます。北投のホテルは多くがこの泉質だそう。
お風呂の外は道路なので、夜はカーテンをして入りましたが、昼間は窓を少し開けて山の緑を見ながら入浴。
硫黄の香りと少しとろっとした肌触りが気持ちいい〜。子供と4人で入ってもゆとりあり、かなり癒された、、
部屋着は浴衣。
温泉で喉が乾くからかお水もたっぷり用意されています。冷蔵庫には無料のミニ缶ジュースもあり。
洗面所もキレイ。水回りが清潔なのがやっぱり一番嬉しい!
夜ごはん時にお布団をひきにきてくれ、
無料宿泊の長男分も合わせて3セットひいてくれました。お布団も気持ちよかったです。
大浴場はこんな感じ
部屋の温泉の他、1階に大浴場があります。裸で入れる温泉(※12歳未満の子供は入浴不可)。(アジアパシフィックホテル北投 > 大浴場より)
屋外に半露天風呂、うたせ湯、サウナもあります。造りはシンプルですが、ヒノキの香りが気持ちよかったです。
最終入場時間が22時と、日本の感覚でいるとちょっと早いので要注意。次男の寝かしつけに時間がかかり滑り込みで入場、バタバタしてしまいました。
温泉の入り方ですが、女湯には日本と異なるマナーがあり、
〇 入浴時はシャワーキャップ必須
〇 バスタオルは大浴場内へ持ち込む
です。
バスタオルを浴室まで持ち込むのはどこの温泉もそうなのか分からないのですが、皆さんバスタオルを巻いてそのまま大浴場内まで行くのです。大浴場内にはちゃんとタオル置き場があります。
脱衣所を濡らさないためなのかな。
入ったときは貸し切りだったので何も知らず裸でうろうろ、出てきたときには何人かいて更衣室では皆さんバスタオルを巻いていて。裸なのは私だけでした。笑
▶ 初めて台湾で温泉に入ったときはかなり戸惑った(^^;)
台北近郊・北投區にある渋くて珍しい温泉「川湯溫泉養生餐廳」
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大浴場の他に個室露天風呂もあります(有料)。大浴場、個室露天風呂共に日帰り利用もできますが割高なので宿泊がオススメ(大浴場:1,600元/3時間、個室露天風呂:2,500元〜/2名90分)。
室内プールを大満喫
温泉ともう一つ楽しみにしていたのがプール!室内なので天候を気にせず遊べます(※温水プールじゃないので寒い時期は厳しい><)。またプールサイドにはテーブル席が多めに設けてあり、休憩しつつ遊べる大人にも嬉しいプール。
こんな感じ↓
手前側にテーブルがあり、奥に浅めエリア、深めエリアのプールがあります。
温泉と同じく台湾独特のルールですが、プールは水泳帽着用が必須です。子供のは持っていたけど、大人分はそもそも持ってなかったので受付で購入しました(200元)。
テーブル奥にはカウンターがあって飲み物、軽食が購入できます。他にラウンジ的にスナックやジュースが少し置いてあって自由に取ってつまめます。
ウェルカムドリンクもここで飲めたので缶ビールとピングレジュースをもらい、夫と交代でプールに入りました(左の瓶ビールは別途購入したもの)。
プールには大きな浮き輪やビート版、棒状のビート版などがあってキッズはみんな大はしゃぎ。
プールの外にはゲームコーナーがあり、エアホッケーにテーブルフットボール、VRバーチャルゲームがいくつも!
(クリックすると拡大します)
この奥にはDIY教室もありました。
VRとDIY教室は時間帯が決まっていて今回は利用せず。床に映し出されていたバーチャルミニゲームだけ長男が楽しんでいました。
一泊二食付き。夕食と朝食の感想
レストランでのご飯ですが、今回はコロナ下ということで、通常はセミビュッフェだそうですが、各テーブルに持ってくるコース料理となっていました。HPを見ると通常のランチセットがそのまま夕飯になっていたようです。
出てきたごはんはこんな感じ↓
(クリックすると拡大します)
メインは2種類から選べて、私たちはラムにしました。ラムがとってもやわらかかった!あとは前菜がすごく美味しかった◎
量は男性には少し足りないかな。私も長男と分けっこしたので気持ち足りなくて、持っていったお菓子を夜に食べました。
セミビュッフェなら問題ないかな?
朝食はセミビュッフェ。メインはオーソドックスなアメリカンブレックファースト。朝ごはんは夕食と比べるとちょっと寂しく感じました。
でもホテル全体的には大満足でした!
部屋のお風呂に2回、プールにも2回、大浴場にも入り、水に温泉によく浸かった2日間。
外へ出ずとも楽しく過ごせる温泉ホテルでした。
▽ 北投の街観光はこちらの記事をどうぞ(^^)
【見どころ多し】温泉の街「北投」は温泉に入らなくてもおもしろい!歴史と建築を巡る
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ホテル情報
名前:アジアパシフィックホテル北投(北投亜太飯店:Běitóu yàtàifàndiàn)
場所:112台北市北投區幽雅路31號
(北投駅から車で5分)
電話:0228983088
HP:https://www.apresort.com.tw/
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