①【圓山大飯店まとめ】アクセス方法・ホテルの歴史・ホテル内の各建物の位置関係まとめ。写真多めの館内散歩も!】
②【圓山大飯店宿泊記】デラックスルーム宿泊レビュー!朝ごはんの感想と満喫したプールの注意事項についても。】
の続きです!
泊まりに行く数日前、ママ友に圓山ホテルに行くことを話すとホテルの地下に「要人のための秘密の脱出トンネルがある」と教えてもらいました。
調べてみると、改築時に緊急避難ルートとして設けられたもので、2019年の9月から一般公開されるようになったとのこと。
秘密のトンネルだなんて、なんて好奇心をくすぐる言葉、、!(過度な期待は禁物ですよ)
宿泊直前だったので予約などなど大丈夫かなと思っていましたが、無事ツアーに参加できたので予約方法やツアー内容などまとめてみました(^^)
秘密のトンネルとは?
ツアーの説明が中国語のみで全く分からなかったので(^^;)、いつもお世話になっている台北ナビさんの記事を参考にまとめると、〇 要人の秘密の逃げ道などともいわれるが、災害時に宿泊客を守るために作られたもの。
〇 地下トンネルは2つある。ホテル東側の北安公園まで続くもの(全長67m)と、ツアーで見学できる西側の剣潭公園まで(全長85m)通じているもの。
〇 空襲に備えての防空壕としても設計されており、収容可能人数は最大約1万3,000人。
〇 トンネル内の滑り台は荷物の運搬用。
〇 トンネル内のとげのようなデザインの壁は防音のため。
〇 地下トンネルは今まで一度も実際に利用されたことはない。
こんなトンネルだそうです。
防空壕としても使用できるとのこと、万が一の中国との戦争も見据えている様子が伺えます。
予約方法
地下通路ツアーは一般公開されていて、宿泊者でなくとも見学が可能です(要予約)。2020年9月より料金が100元→200元(子供は100元)に。また2020年11月よりツアー回数が少し減って1日4回となっています。
行きたい日が決まっている場合は早めに予約するのがいいかなと思います。
▼ 上記の旨のお知らせ文。
【圓山大飯店公式HP > [アクティビティ] [探索‧元山]元山ガイド付き文化ツアー】
▼ 下記リンクより要予約。
【探索・圓山 揭開世界最長秘密滑梯道的神秘面紗】
料金は上がっていますが、音声ガイドの貸し出しがあるそうです。
音声ガイドがあるのは嬉しいですよね!私が参加したときは説明が分からず暇していたので(恥)
なお、宿泊客は無料で参加できます。オンライン予約も必要なく、チェックイン後にフロントの通路をはさんで横にあるカウンターにて参加したい旨を伝えたら当日の予約ができました(※2020年8月時点の情報です)。
ツアー内容と感想
ツアー時間は全部で約40分。そのうち地下通路にいる時間は約10分。前半20分はロビー〜2階の写真展示、金龍の説明を受けたあと、地下トンネルを見学、最後にロビーでまた少し説明があって終了でした。
予約時間の少し前に本館1階の専用カウンター前に集合。
見学証などをもらって見学スタート!
オンライン予約組と宿泊者でなかなかの人数でした。
現在はもう少し少人数になっている様子。
エレベーターで地下へ下がり、
写真奥の通路からトンネルの入口へ。
門を開けてもらい、いよいよ潜入!
入り口は滑り台と階段になっています。
滑り台は既述通り荷物の運搬用だそうで、もちろん人は滑れません。
滑り台と階段は途中までで、
その先は歩道になっています。
道幅は2mくらい。
最後にまた少し階段があって、行き止まりに。
ここで1組ずつ記念写真を撮ってもらって引き返します。
この重厚な扉の先が剣潭公園だそうですが、一体どの辺りに出るのか気になる、、!
トンネル見学後は、ロビーでまた少し説明を聞き、お土産屋さんでポストカードをもらって終了でした。
トンネル内はかなりしっかりした造りで、トンネルというよりは普通に階段を下っている感じでした。
ツアーの前段階が結構長かったので、トンネル見学は若干「これだけ?」感はありましたが、良き体験ができました!
*
最後に、トンネルと関連した(?)非常に興味深い記事を見つけたのでお時間の許す方はどうぞ▽
余談 〜圓山ホテルのある剣潭山とその周辺には政府の地下基地がある〜
圓山ホテルのある剣潭山は小さな山ですが、前方には基隆河、後方には陽明山、と開けている気持ちのよい場所。そんな素敵な剣潭山とその周辺の山、実は謎に満ちており、軍事的秘密があるのだそう、、
参考記事▼
【圓山飯店住宿:權貴、奢華、神祕,一個世代的台灣風華體驗 - 背包客棧】
元々、剣潭山のふもとには、蒋介石の士林官邸、蔣経国(蒋介石の前妻との子で中華民国第3代総統)の七海官邸があり、政治的・軍事的結びつきの強い場所。
現在も、山の裏側には国防省、海軍司令部、空軍司令部があります。
さらにすぐお隣の山、雞南山の下には国家の地下軍事基地があるそうなのです。
「衡山指揮所」といい、1978〜1992年にかけて作られた緊急時および戦時の最高司令部。
なんでも核、化学、生物兵器の攻撃に耐えることができるとか、、!
【幹掉它! - 臺讀】より画像をお借りしました。
確かに中国がいつ攻めてくるか分からない状況で、国家防衛のために地下基地があるのは不思議じゃないですよね(日本にもあるのかな)。
最近だと香港の例もありますし、、
それでも家の近所に国家の最高司令部があると思うとなんだかドキドキしてしまうのでした。
その他の参照記事:
〇【維基百科 > 國軍聯合作戰指揮中心】
〇【地下堡壘衡山指揮所 24小時掌握中國飛彈試射 - THE STORM MEDIA】
〇【衡山指揮所防核攻 戰時最高軍事作戰指揮中心 - 中時新聞網】
圓山ホテル一帯には他にも秘密のトンネルがありそうですね、、くれぐれも表立って使われる日が来ないことを願いますが。
以上、圓山ホテル宿泊記3本立てでした(^^)
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