※ 2021年11月28日更新
北投で100年以上の歴史を誇る温泉銭湯、瀧乃湯へ行ってきました。
42℃か45℃のお風呂のみ!な玄人向け(?)の銭湯ですが、3年前にリニューアルされた受付・内装はキレイで、一見さんでも入りやすい銭湯でした(^^)
最寄り駅は新北投駅。MRTレッドライン(信義淡水線)・北投駅から支線に乗り換え、1駅です。
駅からは徒歩約7分。温泉博物館の裏手辺りにあります。
新北投のメイン通りから行った場合(アクセス方法はこの記事より)、オシャレ図書館を過ぎ、温泉博物館を過ぎたところで右手へ曲がれるので、階段を下ります。
「北投渓歩道→」方面。
こんな階段▽
左手には公共温泉「北投公園露天温泉」の更衣室らしき小屋が見える。
階段を下ったら、すぐ右手に見える瓦屋根の一軒家▽
が瀧乃湯です!
加賀屋のある光明路を歩いて行く場合は、真っ直ぐ歩いていけば到着します(^^)
当時は政府公式の施設で、日本軍の療養に使われていたのだそう。そのため男湯のみ。また当時は露天風呂でした。女湯・個人風呂ができたのは市営となった1950年頃。
2016-17年に60年ぶりの大幅な修復工事が為されましたが、石造りの浴槽は当時のまま。
泉質は、青硫黄泉。源泉は北投地熱谷です。
北投のホテルはほとんどが白硫黄泉で、青硫黄泉に入れるホテルは意外に限られます。
庭には「皇太子殿下御渡涉記念碑」と記された石碑が建っています。
これは当時皇太子だった昭和天皇が1923年(大正12年)に北投温泉を視察されたことを記念して建てられたもの。瀧乃湯の敷地内にありますが、温泉に入らずとも見学できます(^^)
参考:
◯【瀧乃湯 > ABOUT > 瀧乃湯大事記】
◯【瀧乃湯 > 過去的瀧乃湯】
◯【瀧乃湯 > 最新訊息 : 皇太子殿下御渡涉記念碑】
【持ちもの】タオル・ソープ・飲み水等
【注意事項】
◯ 温泉は強酸性のため、お湯で顔や腕などをこすらない
◯ 刺激性があるため(ピリピリする)、一度の入浴時間は5分に留める
受付で見せてもらった金額・持ちもの・注意事項一覧です。
【 持ちもの補足▽ 】
タオルやシャンプーは受付にて購入も可能です。
ただ洗い場がとても少ないので、温泉だけ楽しめればいいならタオルだけでもいいかも。
私はハンドタオルと貴重品だけ手提げバッグに入れて行きました。
あとは、瀧乃湯ではシャワーキャップは不要でした!
台湾の温泉では、女湯のみシャワーキャップを被るのが必須な場合がほとんどなのですが、瀧乃湯では被る必要がないとのことでした(持参している常連さんたちも半分くらいいた)。
入口▽
入ってすぐ受付の方がいるので、ここで料金を払ってロッカーの鍵をもらい、中へ入ります。
向かって左手には家族風呂がありました。
女湯ののれんをくぐるとすぐに、3席ほどの鏡台とドライヤー。
その奥には鍵付きのロッカー▽
(【瀧乃湯 > SERVICE】より画像をお借りしました)
思っていたよりだいぶ近代的できれい。リニューアル前は鍵なしのロッカーだったそうな。
お風呂はこんな雰囲気▽
(【瀧乃湯 > SERVICE】より画像をお借りしました)
41-42℃の15人くらい入れるお風呂と45-46℃の6人ほどしか入れないお風呂(しかも横一列)の2つのみ。結構せまめです。
石造りの浴槽は、唭哩岸石という現在は採取禁止の石で造られているそう。今どきの石造りとは全く違い、歴史を感じます。
浴槽周りの通路にはイスがずら〜っと並べられていて、皆さん座って休憩しています。
洗い場は3席のみ▽
(【瀧乃湯 > SERVICE】より画像をお借りしました)
ここでフルで洗う人がいると待ちます。
最後に軽く体を流したかったのですが、がっつり洗っているおばちゃんがいたので後ろで立ちながら結構待ちました。笑
常連さんばかりで一見さんには入りづらい雰囲気かなと想像しながら行ったのですか、若い人もちらほらいました。
Google Mapの口コミを見ると、やはり改修工事後から観光客もかなり入りやすい雰囲気になった様子。
お風呂場内はせまいのに、浴槽周りの風呂イスに皆さん座ってらっしゃるのでもう本当にせまい。笑
シャワーで体を軽く流し、まずは42-43℃の低めのお湯から。
熱い。熱さか酸性だからか肌が少しピリピリしました。
熱めの45-46℃の方は言わずもがな熱い。動くと熱いので、静かに入って動かないのがいいです。笑
夫が子供たちを見ていてくれたので、お湯に使った時間は約5分、全部合わせても10分ちょっとの滞在でしたが(短っ!)、その夜はずっと体がポッカポカでした。
新旧がうまく合わさった素敵な銭湯。観光と温泉が一度に楽しめました(^^)
別日に行った夫曰く、最終入場時間の20時を過ぎると人がそれ以上入ってこないのでゆっくりできてよかったとのことでした。
こちらの記事も合わせてどうぞ▽
住所:台北市北投區光明路244號
時間:6:30-21:00(最終入場20時)
※ 11〜12時、17〜18時は入場不可
金額:150元
休み:水曜日
HP:https://www.longnice.com.tw/
北投で100年以上の歴史を誇る温泉銭湯、瀧乃湯へ行ってきました。
42℃か45℃のお風呂のみ!な玄人向け(?)の銭湯ですが、3年前にリニューアルされた受付・内装はキレイで、一見さんでも入りやすい銭湯でした(^^)
アクセス
最寄り駅は新北投駅。MRTレッドライン(信義淡水線)・北投駅から支線に乗り換え、1駅です。
駅からは徒歩約7分。温泉博物館の裏手辺りにあります。
新北投のメイン通りから行った場合(アクセス方法はこの記事より)、オシャレ図書館を過ぎ、温泉博物館を過ぎたところで右手へ曲がれるので、階段を下ります。
「北投渓歩道→」方面。
こんな階段▽
左手には公共温泉「北投公園露天温泉」の更衣室らしき小屋が見える。
階段を下ったら、すぐ右手に見える瓦屋根の一軒家▽
が瀧乃湯です!
瀧乃湯とは
1907年(明治40年)前後創業の温泉。水着着用なしの裸で入る温泉です。当時は政府公式の施設で、日本軍の療養に使われていたのだそう。そのため男湯のみ。また当時は露天風呂でした。女湯・個人風呂ができたのは市営となった1950年頃。
2016-17年に60年ぶりの大幅な修復工事が為されましたが、石造りの浴槽は当時のまま。
泉質は、青硫黄泉。源泉は北投地熱谷です。
硫黄臭と微量のラジウム放射線が含まれる青硫黄泉は、全世界でも日本の秋田県・玉川温泉と台湾の北投区のみという非常に珍しい泉質です。
強酸性で療養やリハビリに効果あり。
北投のホテルはほとんどが白硫黄泉で、青硫黄泉に入れるホテルは意外に限られます。
庭には「皇太子殿下御渡涉記念碑」と記された石碑が建っています。
これは当時皇太子だった昭和天皇が1923年(大正12年)に北投温泉を視察されたことを記念して建てられたもの。瀧乃湯の敷地内にありますが、温泉に入らずとも見学できます(^^)
参考:
◯【瀧乃湯 > ABOUT > 瀧乃湯大事記】
◯【瀧乃湯 > 過去的瀧乃湯】
◯【瀧乃湯 > 最新訊息 : 皇太子殿下御渡涉記念碑】
料金・持ちもの・注意事項
【料金】150元【持ちもの】タオル・ソープ・飲み水等
【注意事項】
◯ 温泉は強酸性のため、お湯で顔や腕などをこすらない
◯ 刺激性があるため(ピリピリする)、一度の入浴時間は5分に留める
受付で見せてもらった金額・持ちもの・注意事項一覧です。
【 持ちもの補足▽ 】
タオルやシャンプーは受付にて購入も可能です。
ただ洗い場がとても少ないので、温泉だけ楽しめればいいならタオルだけでもいいかも。
私はハンドタオルと貴重品だけ手提げバッグに入れて行きました。
あとは、瀧乃湯ではシャワーキャップは不要でした!
台湾の温泉では、女湯のみシャワーキャップを被るのが必須な場合がほとんどなのですが、瀧乃湯では被る必要がないとのことでした(持参している常連さんたちも半分くらいいた)。
雰囲気はこんな感じ
平屋の瓦屋根で、古い邸宅のような雰囲気。入口▽
入ってすぐ受付の方がいるので、ここで料金を払ってロッカーの鍵をもらい、中へ入ります。
向かって左手には家族風呂がありました。
女湯ののれんをくぐるとすぐに、3席ほどの鏡台とドライヤー。
その奥には鍵付きのロッカー▽
(【瀧乃湯 > SERVICE】より画像をお借りしました)
思っていたよりだいぶ近代的できれい。リニューアル前は鍵なしのロッカーだったそうな。
お風呂はこんな雰囲気▽
(【瀧乃湯 > SERVICE】より画像をお借りしました)
41-42℃の15人くらい入れるお風呂と45-46℃の6人ほどしか入れないお風呂(しかも横一列)の2つのみ。結構せまめです。
ちなみに男湯はこんな感じ▽
男湯の方が全然広いっ!女湯は後から造られたからスペースに制限があったのでしょうか?石造りの浴槽は、唭哩岸石という現在は採取禁止の石で造られているそう。今どきの石造りとは全く違い、歴史を感じます。
浴槽周りの通路にはイスがずら〜っと並べられていて、皆さん座って休憩しています。
洗い場は3席のみ▽
(【瀧乃湯 > SERVICE】より画像をお借りしました)
ここでフルで洗う人がいると待ちます。
最後に軽く体を流したかったのですが、がっつり洗っているおばちゃんがいたので後ろで立ちながら結構待ちました。笑
入った感想
今回訪れたのは土曜の18時過ぎ、11月頃で肌寒かったこともあり、なかなか混んでいました。常連さんばかりで一見さんには入りづらい雰囲気かなと想像しながら行ったのですか、若い人もちらほらいました。
Google Mapの口コミを見ると、やはり改修工事後から観光客もかなり入りやすい雰囲気になった様子。
お風呂場内はせまいのに、浴槽周りの風呂イスに皆さん座ってらっしゃるのでもう本当にせまい。笑
シャワーで体を軽く流し、まずは42-43℃の低めのお湯から。
熱い。熱さか酸性だからか肌が少しピリピリしました。
熱めの45-46℃の方は言わずもがな熱い。動くと熱いので、静かに入って動かないのがいいです。笑
夫が子供たちを見ていてくれたので、お湯に使った時間は約5分、全部合わせても10分ちょっとの滞在でしたが(短っ!)、その夜はずっと体がポッカポカでした。
新旧がうまく合わさった素敵な銭湯。観光と温泉が一度に楽しめました(^^)
こちらの記事も合わせてどうぞ▽
【見どころ多し】温泉の街「北投」は温泉に入らなくてもおもしろい!歴史と建築を巡る
台北の有名な温泉地、 北投(ベイトウ/Běitóu) 。 温泉ホテルがたくさんあり、あの老舗旅館、加賀屋も進出しています! 日本一と名高い加賀屋が分館(台湾の日勝生グループと提携)を出しているなんて、初めて知ったときは驚きました。 また温泉以外にも名物観光スポットが...
施設情報
名前:瀧乃湯住所:台北市北投區光明路244號
時間:6:30-21:00(最終入場20時)
※ 11〜12時、17〜18時は入場不可
金額:150元
休み:水曜日
HP:https://www.longnice.com.tw/
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