台北から日帰りで行ける温泉街・烏來(ウーライ)。
ですが、私は断然泊まりがオススメです。日帰りだと烏来の良さが分からなかったかも。
のんびりとした時間の中で、温泉で身も心もほぐされる。そのまま寝れる(これ大事)。朝青々とした山を間近に見ながら新鮮な空気を体に取り込む。これが烏来の良さだと思う!
4度旅行した烏来では毎回同じ温泉旅館に宿泊していました。お宿の名前は、
「フルムーンスパ full moon spa(明月溫泉會館)」。
日本の旅館のように1泊2食付きの旅館です。また全室温泉風呂がついています。
年季が入っているし旅館というより民宿っぽさのある宿なのですが、立地よし、景観が良く、ヒノキがふんだんに使われていて、温泉風呂が気持ちいいです。小さい子連れでも泊まりやすいのもポイント高い。
以下、写真多めで感想をお伝えします!
アクセス
烏来までのアクセス方法はこちらの記事をどうぞ▽
【烏来温泉】大好きな烏來の魅力を紹介!基本情報、アクセス方法、老街の雰囲気、名物料理まとめ
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フルムーンスパは烏来老街の入口に建っています。立地◎
烏来老街の手前に橋があるのですが、橋から見える◯で囲んだ建物がお宿。
橋を渡ってすぐ坂道があり登っていくと、
フルムーンスパ入口があります。看板には「明月温泉」の文字。
ただフロントは5階なので1階は電気が消えていて暗め。
12月に行ったら可愛いオブジェが迎えてくれました。
先程の坂道を登らず、道の奥に少し進んだところにも入口があり、エレベーターで上がれます。1階で先程のエレベーターに乗り換える。搬入口的な感じなのかな?
宿の雰囲気はこんな感じ
フロント・ロビー
フロントがあるのは5階。夕食や朝食はこちらの窓際の席か、外席で食べます。
フロント奥の階段の壁が見事で。見てこの敷き詰められた石の数!
圧巻!
お部屋へ向かう中庭(?)
先ほどの階段を上ると一度外に出ます。
こんな感じの面白い造り。夜はこの自動ドアが閉まるのでカードをかざして行き来します。
屋根がいくつもある感じも面白くて。徐々に増築していったんだろうか?
その先には人工滝と池があって、
鯉もたくさん。
また、その脇には昔使われていたと思われる運搬用のレールもありました。意外と敷地広そうだもんなぁ。
お部屋前の廊下。天井にもヒノキが。館内でヒノキがとっても贅沢に使われていて、こんな宿今どきなかなかないと思う!
水の流れる音が静かに聞こえてきて気持ちいいです。
ご飯会場(テラス)からの景色
ご飯会場の外席からの景色がとっても気持ちいいんです!
崖のようなすごい傾斜の山が目の前にあり、雄大な景色を見ながらごはんが食べられます。
たくさんの種類の木々が様々な高さで生えていてボーッと眺めていると癒される。
渓流も見えます。涼しい朝が本当に気持ちいいです!
山・川・空を存分に楽しめる贅沢さ。
ただ柵がそれほど高くないので小さなお子さんの動きにはお気をつけください。
風向きを教えてくれるこのオブジェもしっかりした作りでいい雰囲気を醸し出していて。日本の昔のコテージみたい。
室内の席には自在鉤(囲炉裏の真ん中に吊るすあれ)と南部鉄器的なものも!日本で買い付けたのかな?よく見ると良い品が多くて驚きます。
部屋の種類
施設の案内板。
部屋の種類は4種類。
(
公式HPより画像をお借りしました。)
○ スーペリアダブルルーム(檜木風呂)
○ ラグジュアリーダブルルーム(雅竹風呂)
○ デラックストリプルルーム(三人房)
○ デラックスクワッドルーム(四人房)
我が家は大人2人、小学生1年生、2歳児の4人でトリプルルームに宿泊しました。
ダブルルームは川沿いで景色よし、トリプル・クワッドルームはトロッコ乗り場方面の景観です。
スーペリアダブル(檜木風呂)は檜木のお風呂以外に石のお風呂もある様子。トリプルルームは石のお風呂でした。
お知り合いで何組かここに宿泊した方を知っているのですが、ラグジュアリーダブルに宿泊したママ友は、天蓋がキレイじゃなくて微妙だったと話してました(^^;)
我が家はAgodaで予約しましたが、ダブルルームは子供(8歳未満)1人宿泊無料、トリプルルーム以上は子供2人宿泊無料でした。
なお、チェックインが平日は15時、休日は17時(過年は18時)となっています。チェックアウトは11時。
休日のチェックイン時間が17時ってちょっと遅すぎない…?
平日なら15時〜なので我が家はいつも夫に有休とってもらって金〜土で行っています。一度土曜に行ったときはダメ元で聞いてみたら15:30でチェックインできたことはありますが、日によるかも。
少しずつ値上げしているようです。お値段は公式HPの料金ページをご参考に▽
お部屋はこんな感じ
畳とフローリング、2タイプのお部屋に宿泊したことがあります▽
畳のお部屋(三人房/デラックストリプルルーム)
部屋名が「桜の醉」。日本の旅館みたい!
少し年季の入った畳。畳の香りが実家を思い出すなぁ。
設備はこんな感じ。壁に飾ってある謎の紅葉写真パネル、ラブホの部屋パネルみたいと思うのは私だけ?
ベッドはクイーンベッドとシングルベッドが一つずつ。低いベッドがあるのが非常にありがたい!
フローリングのお部屋(三人房/デラックストリプルルーム)
お部屋名「竹の夢」。
入った瞬間、木のいい香り!
同じトリプルルームなので、部屋の造りはほぼ同じ。
壁が日焼けしていたり、経年劣化の古さはありますが手入れはされていてキレイです。
シングルベッドはこんな感じ。クイーンベッドと離れた場所にシングルベッド。高さも違うしちょっと不思議。笑
仕切りもあるし、日本なら椅子と小テーブルがあるスペースですよね。
アメニティはこんな感じ。歯ブラシあり。
シャンプー・ボディソープは個包装タイプ。コンディショナーはないので必要なら持参が◎
お部屋のお風呂はこんな感じ
浴槽が広い!石なので子供はちょっと気をつけて。熱い温泉が出てきます。ジャグジー付き。
浴槽はもう一つあって、
こちらは水しか出ません。水風呂用?温泉があまりに熱いので、ここで水を出して何度も桶で水を運んだ。
ちょっと独特なシステムなのが、温泉は蛇口をひねって自分で出すことができません。
フロントに電話してお願いして出してもらうんです!
7〜23時までの間で夜中や早朝は使えません。中国語でなんて言うのが正解なのか分からないけど、「我要泡(pào)溫泉(wēnquán)」で理解はしてもらってました。
お湯は弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム泉。少しとろっとしていて美人の湯として有名です。
温度調整ができず、入れたては熱いので子どもたちはヘリにタオルを敷いて座って足湯をするか、少しぬるくなってから入るようにしていました。
この湯桶も味があって素敵!
一点難点があって、洗面所とトイレはお風呂場の奥にあるので、お風呂に入ったあとは濡れている中行かなければなりません。冬場は足が冷たいです(^^;)
またシャワースペースとトイレの間に仕切りや段差がないので気になる方もいるかも。
大浴場
はじめにもらった入浴チケットをフロントで渡し、ロッカーの鍵をもらってから大浴場へ向かいます。
なお、13歳未満入場禁止です。台湾は裸風呂の場合、子供が入れない大浴場や銭湯が結構あります。何でかな?
大浴場は7〜23時までで、入場は22時までです。22時を過ぎると入れなくなるので注意です。寝かしつけに時間がかかり、22時を2〜3分過ぎてフロントに行ったら受付終了で入れなかったことがあります。悲
大浴場はフロントのある5階から2フロア下がった場所にあります。
ここが入口。電気があまりついてなくてちょっと暗い感じでした。コロナ禍だったからかな?
ロッカー内にはバスタオル、フェイスタオル、シャワーキャップが入っています。
(
公式HPより写真をお借りしました)
大浴場(女湯)はこんな雰囲気。38℃前後の湯、42℃前後の湯、水風呂、うたせ、サウナがありました。
半露天風呂で、飾り壁で外から見えにくくしてあります。天井が低く薄暗いけど、これまた贅沢にヒノキを使ってあり、いい雰囲気。気持ちいいので是非入ってほしいです!
ちなみに日帰りの温泉利用料金はこんな感じ。大浴場1時間390元。ヒノキ風呂のある個室などを利用する場合はお値段跳ね上がります。
台湾の裸風呂のルールに関してはこちらの記事をどうぞ▽
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夜ごはんは3択、朝ごはんは中or洋
夕食:17時半〜or18時半〜、朝食:8時〜10時、でした。
夕食は3択だったのですが内容を失念…すみません。我が家は毎度お鍋を選んでました。
朝食は洋食か中華式か一人一人選択できました。
夜ごはん
冬のテラスはちょっと寒いけどやっぱり外席が気持ちいい。
食前の果物。りんごもグアバもとっても大きくて甘くて美味しかったです。台北のスーパーではあまり見かけないビッグサイズ!
お鍋はこんな感じ(お米付き)。一見日本のお鍋に近いですが、具がちょっと違う。
トマト、ブロッコリー、セロリ?など入っていて、お醤油もちょっと甘い。
すごく美味しいかというとそうでもないのが正直なところですが(^^;)、日本のお鍋とは別物だと認識して食べれば良し。
子供用の椅子もあります。はしゃいで、食べて、寝てしまった次男。
お腹いっぱいになる量ですが、小腹が空く方はお夜食にはファミマ・セブンがあります。我が家は老街で買った煮玉子や甘いもの、お酒を買って楽しみました(^^)
朝ごはん
飲みものはコーヒーか紅茶。コーヒー美味しいです。
朝ごはんは洋か中。どちらもお美味しいです!
個人的にはお腹に優しい中式が好き。
以上、フルムーンスパ full moon spa(明月溫泉會館)に宿泊した感想でした!
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