台湾では日本よりさつまいもの存在が身近に感じます。
だって石焼き芋が年中売ってる！そして買っていく人が意外と多いのです。
見た目はじゃがいもそっくりなのに、味はねっとり甘いさつまいも。お手頃なのも嬉しい♡
今回は台湾の代表的なさつまいもの品種についてと夏にオススメな焼き芋スムージーの作り方など書いてみました(^^)
さつまいもを中国語でいうと
さつまいもは台湾では、番薯（fānshǔ）
または
地瓜（dìguā）
といいます。
「番薯」の読み方を知ったのはこの絵本で↓
幼稚園で借りて家族でハマった可愛らしい絵本。
なんと元は日本の絵本でした！
1972年の作品。いい作品は古さを感じませんね(^^)
番薯と地瓜、２つの言い方がありますが街中で見かけるのは「地瓜」の方が多いです。
焼き芋は 烤地瓜（kǎo dìguā）と言います。
屋台の焼き芋屋さん▽
「烤：焼く」の意です。
台湾のさつまいもの種類と最適な食べ方
台湾でさつまいもの栽培が本格的にスタートしたのは、日本による統治が始まった1895年頃。
品種はたくさんあるようですが、台湾でよく知られているのは以下３種類。
◯ 黄地瓜（黄金地瓜）
◯ 紅地瓜（紅心地瓜）
◯ 紫地瓜（紫心地瓜）
黄金地瓜（台農57号）
台湾で最も多く栽培され、食されている品種。見た目はじゃがいもによく似ている。
【主要産地】中部〜南部
【旬】秋
【味】香りがよく、甘くてねっとり
【食べ方】蒸す、煮る、焼く、揚げる、お菓子にもオールマイティー◎
紅心地瓜（台農66号）
見た目が赤っぽく、中はオレンジ色。ベータカロチン（免疫力を高める）が豊富。
【主要産地】金山
【旬】春夏
【味】甘くてやわらかい
【食べ方】蒸す、煮る、食品加工など料理に適している
紫心地瓜（台農73号）
見た目も中身も紫色。ポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富で抗酸化作用（眼精疲労・肝機能改善など）あり。
【主要産地】花蓮、彰化
【旬】通年
【味】やわらかいけど淡白で味や風味は上記ほど良くない
【食べ方】すりつぶしてお菓子の餡にしたり、着色に使われることが多い
参考：
◯ 瓜瓜園 > さつま芋の世界街中で売っている焼きいもは春〜秋は紅心地瓜、秋以降は黄金地瓜なことが多いようです。
焼きいもを買おう！
屋台で買う
大〜きな壺▽
が道端に置いてあったらそれが焼きいも屋さんです。
中身はこんな感じになっているそうです▽
面白い！石焼きじゃなくて炭火なんですね。
寒い時期なら市場で売ってたりもします。
私はいつも決まった屋台でしか買ったことがないのですが、大きさによって２〜３本入りで１袋50元（≒200円／1元=4円で計算）。
しっとりした皮と染み出ている蜜が甘さを物語っている。
本当にねっとり甘くて美味しいです！
また焼きいもと一緒にさつまいもスナックが売られていたりもします。
一度買ってみたけどスライスが分厚め＆かためで、ポテチ系というよりかりんとうみたいな味でした。
コンビニで買う
どこのコンビニでも大抵焼きいもが売っています。
価格は大きさに寄って25〜50元。
夏にオススメ、さつまいもスムージー
夏でもお勤めらしき方々がコンビニで焼きいもを買っていくのを見かけます。
夏に焼きいもって日本人からしたらちょっと違和感がありますが、お腹もふくれるしいいですよね。
私が夏にオススメしたいのがさつまいもスムージー！
これね、常夏の国・タイで大人気だったお店のパクリです（ボソッ）。
材料
◯ 牛乳500ml
◯ 砂糖（黒糖蜜）
◯ 氷少々
分量は適当＆お好みで大丈夫。
砂糖は台湾でよく売っている黒糖蜜がコクが出て好きです。
作り方
ほぐしながらサツマイモを入れ、他の材料も全部入れてミキサーをオンするだけ。
さつまいもが重たいのでミキサーは低速で。
かなりもったり！
あれば太めのストローが吸いやすいです。
もう少しあっさりがよければ牛乳か水を少し足すと◎
男性は好みが分かれるかもしれませんが（うちの男子たちは飲みません笑）、女子は好きな味だと思います♡
あとは、皮をむいて輪切りにして冷凍しておくのもオススメ！
20〜30秒チンして食べるとアイスクリームみたいでとっても美味しい。
以上、台湾のさつまいもの種類についてと、焼き芋を使って作るさつまいもスムージーについてでした！
焼き芋ってじっくりふかすのがめんどくさいので、その工程が省けてかつお値打ちで、ありがたい存在です(^^)
〜余談〜
記事を書いていて、そういえば清心福全に黄金地瓜の入ったミルクティーがあったなぁと思ってHPを覗くともうなくなっていました。
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