【ワクチン接種1回目】アストラゼネカを打ってきました。会場の様子・準備したもの・副反応をまとめてみた


9月4日、アストラゼネカ製コロナワクチン接種1回目を終えてきました。

日本ではアストラゼネカの接種は原則40歳以上ですが、台湾では18歳以上であれば意向登録して順番が回ってこれば打てる状況です。

今回はワクチン接種会場の様子、接種に備えて準備したもの、私・夫(共に34歳)の副反応について書いてみました!

アストラゼネカ、打つ?打たない?

ごく稀に血栓症を起こすというアストラゼネカ。

台湾でももちろん心配の声はあります。それでも18歳以上なら打てるのは、ワクチンの数が足りていないから。

5月中旬から感染者が一気に増えた台湾ではワクチンの数が足らず、アストラゼネカを4ヶ国から、モデルナを2ヶ国から無償提供いただきました。

※ 詳しくはこの記事で書いています▽
【台湾の今。コロナ半年の振り返り、台湾で打てるワクチンの種類、現状の接種率などまとめてみた】

「市中感染0」を約9ヶ月間維持した台湾▽
JHU CSSE COVID-19 Data Googleトップより引用)

でも抑えられていた間も政府はワクチン獲得に積極的に動いていたようです。

ですが、ワクチン購入は国同士のビジネス。国力が大きく影響しているため、必要とする国へ平等にというわけにはいかなかったようです。

窮地に立たされて手を伸ばしてくれた国々ともきっと他国との関係も含めた様々な思惑があるのだろうな(日本も含めて)と感じずにはいられません。

*

打つか打たないかは当然本人次第。年齢・環境・体調・予定、色々あると思うので。

私たちは、打てるときに打ってしまいたい、行こうと思ったときにリスクを減らして日本へ行きたい、まだ接種できない子供たちのために打ちました。

参照:

予約の仕方。夫婦同日に予約しました

はじめは外国人枠で接種がはじまり、高齢の方・人工透析している方・妊婦さんを対象として始まった公費(自己負担0)でのワクチン接種予約。

その後できた新しい予約システムでは、各市で行われていたものが統一され、外国人も台湾人と同タイミングで受けられるようになりました。
(システムができるスピードに毎度感動。)

手順は、
① 専用サイトにてワクチン接種の意向登録
② 自分のケータイに送られてくるSMSの予約番号を確認(私の場合、意向登録→SMS受信まで1ヶ月ありました)
③ ①の専用サイトにて接種したい日時・場所などを選び登録
④ 当日会場(または病院)へ向かう
な感じでした。
送られてきたショートメッセージ(SMS)△

予約サイトがスーパー分かりやすくて簡単でした(英語も選択できます)。

ただ!

指定された予約登録期間、接種期間がとても短く、私が受けたタイミングでは予約登録期間が約2日、接種期間は金曜〜翌週金曜までの7日間でした。

予定が合わなかった場合でも次回のタイミングで予約できるのですが、仕事や子供のことがあるのでちょっと大変。

予約に関しては台湾交流協会(日本と国交がないため名乗れないけど大使館のこと)が逐一詳細をメールで送ってくれるのでとてもとても助かっています。

準備したもの

こんなツイートを見て、▽

こんなものを準備しました▽

あとは午前中にCostcoでごはんも調達。
(すでに少し食べたやつ。汚くてすみません><)

解熱剤は家にあったので買わず。

今回は日程的にずらせなかったので、夫と私、同日に1時間差で接種しました。2人とも高熱が出ても大丈夫なようにいっぱい準備した。

でも用意したものが冷たいものばかりでおなかをこわし、途中からは常温の水やお茶を飲みました。笑

ツイート主さんのおっしゃってた「凍らせた水」がすごくよかったです。薄手のタオルを巻いておでこに当てるのが気持ちよかった。

あとは3日くらい前から8時間睡眠して体調を整えました。これ結構大事だと思う。

当日の持ち物

◯ 健保卡(保険証)

だけで大丈夫でした。公費で打てるのでお金も要りません。VISAの更新でちょうど居留証が手元になく、念の為パスポートも持っていきましたが出さずに終わりました。

※ 健保卡を持っていない方の場合、居留証または停留証とパスポートが必要かも。

接種会場の様子

私たちは花博公園のイベント会場を選びました。
MAJIMAJI(フードコート)の裏のところ。ここが接種会場であることを知っていたので、迷わず行けていいなと思って。笑

会場の入り口は2箇所。予約時に同会場で病院名が2つあって迷ったのですが、担当の病院によって入り口が分かれていました(家から近い馬偕紀念醫院を選択しました)。

入り口で保険証を見せ、体温を測り、書類をもらって中へ。
指示に従って空いている席へ。

もらった書類に個人情報を記入。

記入例あり▽


他の病院は分からないのですが、馬偕は注意事項などの書類は中国語・英語・日本語の3種類あり、日本人とわかると日本語のものを渡してくれました。

後ろの方に日本語の記入例もあった。

その後声をかけられ列に並び、打つ前に注意事項など確認されました。
アレルギーはないか、熱が出た場合、など簡単な問診的な感じだったと思います。

そして前方の接種会場へ。

コロコロ椅子に座ったお医者さんが座ったまま移動して手際よく打ってくれました(宇美町式といって福岡県での摂取方法が採用されているそうです)。

その際、保険証にシールも貼られました。

15分座って様子見。問題なければ帰っていいよと。

テーブルにはでかでかと「多喝水多休息:いっぱい水飲んでいっぱい休んでね」の文字。

これ、タイ語でも「ดื่มน้ำเยอะๆ พักผ่อนเยอะๆ(ギンナームユッユッ、パックポーンユッユッ)」という全く同じ意味の定形フレーズがあります。

日本では「しっかり休んでくださいね」は定番だけど「水たくさん飲んでね」は言わないですよね。中華的な発想ぽい。

接種後の副反応:我が家の場合

【土曜日】
16:20頃接種。帰ってすぐシャワーを浴びいつでも寝れる体制に。当日は腕が少し重かったけどいたって元気。子供と一緒に21時頃就寝。

【日曜日】
0:30 悪寒がして起きる。長袖着る+薄い毛布出す。(熱はまだなし)
2:20 体が熱く頭がぼーっと。37.4℃
3:30 悪寒がなくなり37.7℃

その後、それ以上上がることはなかったので解熱剤は飲まず。体はずっとだるく頭痛もあったので翌日はほぼ布団で過ごしました。

日曜日の夜もしっかり寝て、翌日には完全復活。

【夫の場合】
土曜の15:20頃接種で日曜朝6時まで熱は出ず。そのあと徐々に熱が上がり同じように38℃弱、倦怠感と頭痛あり。+腕の痛みが強く打った方を下にして寝るのはキツイと言っていました。

子どもたちも一緒に日曜はみんなで布団でゴロゴロしてました。笑

月曜もまだ少しだるそうで完全復活は水曜くらいでした。月曜から仕事だったし私よりも大変だったと思います。

あとはなぜか3日目あたりから背中だけすごく痒かったと言っていました。あせもはできていなかったので副反応かな?と。
もらった資料にも痒みがあらわれる場合もあると書いてありました。

知り合いの40代前半の方は39℃近く熱が出て3日下がらなかったそうで。

副反応って本っ当に人それぞれだから分からないですよね。

そういえば接種してから夫婦ともに遅くまで起きてられず、8時間しっかり寝る日が多かったです。免疫を作るのに体が頑張ってるのかな?と抗わずによく寝ました。笑

2回目の接種について

台湾では現状10〜12週の間隔があいている場合に接種ができます。

日本だと4~12週間の間隔で受けつけているようです。8週以上の間隔をあけた方が効果が高まるともありました。

ちなみに、先日kaitoさんが台湾での交差接種についてツイートしてらして▽

気になったので調べてみると、「アストラゼネカ+モデルナ」は現状医療関係者のみ受けられるそうです。

モデルナ自体接種できる方が現状は限られているので、予定通り接種2回目もアストラゼネカ。

余談:日本でファイザーを打った母の副反応

最近2度目のファイザー接種が終わった私の両親。

父は微熱ですんだそうですが、母は翌日の頭痛に加え、顔全体に赤い発疹が出ていました。唇や目の辺りの炎症が強めでLINE電話でもわかるほどでした。でも痒みはないそうで徐々に引いてきています。

調べると、モデルナ・ファイザー共に副反応として赤いポツポツ(紅斑・紅色丘疹)が出ることがあるようです。
参照:コロナワクチンの副作用(皮膚科学的な見地から)- はなふさ皮膚科

何を打っても何かしら出るのかもしれません。でも知っていると慌てなくていいですよね。

以上、台湾でのアストラゼネカ・ワクチン接種とアラサー夫婦の副反応についてでした!

1度目より2度目の方が副反応は軽いと言われるアストラゼネカ。2度目は軽いといいな。


スポンサーリンク
スポンサーリンク


0 件のコメント :