少し前に陽明山の山中にある、緑峰渡假山荘(グリーンピークホリデーヴィラ)という山荘へ泊まってきました。
1978年にできた山荘で、お部屋はちょっと年季が入ってます。キレイなホテルが好きな方にはオススメしませんが、昭和な雰囲気が好きな方には面白いお宿。
ここは温泉メインの宿で、草木が生い茂る中、3つの露天風呂(水着着用)と家族風呂、大浴場と全部で5種類の温泉を楽しむことができます。
予約サイトの写真が少なく不安だったので、写真たっぷりめで感想を書いてみました!
アクセス
陽明山といっても峠を越え、新竹市金山區に入った辺りです。
台北中心部からの行き方はバスで、約1時間半。「1717」番に乗っていきます。
赤色が目印の小型バス▽
路線バスと同じサイズのものもあります(色は同じく赤色)。
本数が少なく、1時間に1本とかなので、乗り遅れないよう時間に余裕をもっていきましょう◎
バス内▽
ツアーバスのような雰囲気。
中山辺りから乗るとまだそれほど混んでなく座れましたが、陽明山に入ると途中から乗ってくる人でいっぱいに。
山頂付近▽
こんな道をバスが走っていくことにビックリ。
途中から片側一車線の狭いくねくね道になり、ヘアピンカーブがいくつもありました。そんな中立ちの人も乗せて進むバス、さすが台湾。
下車するバス停はホテルの名前「緑峰山荘」になっています▽
辺りに目印らしきがないからかな?笑
帰りのバス停は行きのバス停の目の前にあるのですが、登山者の方々がすでに列をなしていてビックリ。
ちょうど海芋(カラー)の季節に行ったので(陽明山に海芋のお花畑があります)、いつもより人が多かったのかも。
帰りのバスの時間も要確認です。(「台灣公車通」というアプリが便利)
バス停横にあった温泉マーク。いい味出してるなぁ(^^)
山荘はバス停の裏側にあります▽
入口の門をくぐると▽、
懐かしいなぁ。小学校の頃よく地面に書いたよなぁ。息子たちは目をキラキラさせて絵を描いておりました。
チェックアウトの頃にはとてもカラフルに(^^)
この壁の先に山荘があります▽
渋い〜!
ちなみにこちらのお宿、「キミをプロデュース」という台湾ドラマのロケ地だったそうです。
館内はこんな感じ
入ってすぐに受付、右手に食堂があります。建物は2階建てでお部屋は1階2階どちらもあります。温泉施設は全て建物外です。
館内の電飾看板の昭和感がなんとも。
緑が絶妙なエメラルドカラーなのがよき。
2階。階段上がってすぐの休憩スペース▽
庭のブランコ▽
とにかく緑が多くてかなりワイルド。
ニワトリが2〜3羽その辺を歩いてました。
あとは敷地内の高台にテントを建ててバーベキューをする人たちが何組もいて。そういうプランもあるのかな?
部屋の雰囲気と宿泊料金
今回は2階のお部屋でした。お部屋はこんな感じ。合宿所とか古めの保養所みたいなイメージでしょうか。
お部屋でゆっくり、みたいな宿ではないかな。
水はけが良くなく、洗面台の下にお水がたまっていました。
温泉が充実していたので、部屋のお風呂は使わず。
今回の宿泊料金は、週末で2,227元≒8,900円/部屋(Agodaで取った)。この値段なら文句なしです。
Agodaでは部屋の種類はダブルかクワッドのみでしたが、2人部屋〜10人部屋まであるようでした。本当合宿所みたい!
温泉は全5箇所!
水着着用の露天風呂が3つと家族風呂、裸風呂が1つずつ、計5箇所にお風呂があります。建物裏から温泉へと続く道▽
屋根や支えとなっている木々がいい雰囲気。
① 男女露天池 3種
ここは高温、中温、水風呂の3種類。水着を着て入る混浴風呂です。
② 男女露天池(大)
先程の階段から右手の庭の方へ行くとこの露天風呂があるのですが雰囲気が最高によくて!森に囲まれてめちゃくちゃ気持ちいい。
熱めのお湯なので子供にはちょっとキツイかも。
子供たちは石に座ってピチャピチャ、私と夫はプールで冷えた身体(後述)を温めました。
③ プール
プールもあるんです。5月頭に行ったのでまだ掃除されておらず濁っていたのですが▽、ここで2時間以上遊びました(疲)
奥に行くほど浅く、また温泉の温度が少し上がります。プール同様、掃除がまだされておらず、足元には葉っぱがたくさんあってちょっと気持ちわるかったのですが、子供たちは一向に出たがらず。
大人はちょっと身体が冷えたので先の露天風呂で温まってから部屋に戻りました。
本当はプールで冷えた身体を温める用かな?
④ 男湯・女湯(裸風呂)
裸風呂は朝1で利用しました。人が誰もいなかったので、中の写真も撮ってみました。
ロッカーと脱衣所。
炭酸硫黄泉▽
泡泡でビックリ!
この薬草風呂は日本のものを使用していると書かれていました▽
古〜い銭湯な雰囲気が逆に新鮮でした。
⑤ 個室風呂
家族風呂は結構たくさんありました!着替える場所がないので、荷物は外のフックにかけて中の棚に着替えを置いて着替えます▽
子供を着替えさせるのがちょっと大変。
シャンプー・ボディーソープはこだわらなければついています。
お湯をふさぐ「栓」がなくて、もしかしてもらいにいくのかな?と受付に聞きにいくと、
蛇口横に置いてあったこの太いパイプをぶっ刺すのだと教えてもらいました。豪快。笑
なお、温泉は日帰りでも利用可で、
◯ 大人:200元
◯ 子供:100元(110cm以下)
で、全てのお風呂が入れるそうです。温泉は7〜22時までだったと思います。夜は真っ暗で怖すぎるので入るなら19時くらいまでかな。
湯かぶれ注意⚠
温泉プールに入った2日後、次男(1歳9ヶ月)の体に赤いポツポツが。
調べてみると湯かぶれというのがあるのだそうで。
「湯かぶれ」というのは、温泉に入ることで皮膚が赤くなったり、ピリピリとした痛みやかゆみ、発疹が表れたりするなど皮膚に生じる炎症のことだ。
特に痒がる様子はなかったのですが、長く入りすぎたなと反省。
さらに、家族4人とも足の裏の皮がボロボロめくれてきてビックリ。
一週間後にはむけてとぅるとぅるになったので天然の角質ケアパック的な?入りすぎに注意です(^^;)
夜ごはん・朝ごはん
近くにごはん屋さんがないため、夜ごはんは山荘の食堂で食べました。夕飯はフロントに置いてあるメニュー表で選び、その場で先に支払いました。
注文したもの▽
子供にはチャーハンとアサリのスープ、私は大好きな宮保雞丁をリクエストしました。ごはんはまぁまぁ。
朝ごはんは8〜9時とちょっと遅めで、お粥だった▽
うん、これも合宿所っぽい。
以上、緑峰渡假山荘に泊まった感想でした!
古い部分やワイルドな部分はありつつも、温泉が堪能できる面白い宿でした!
ホテル情報
名前:緑峰渡假山荘(Greenpeak Holiday Villa)
住所:新北市金山區重和里三重橋22號
台北中心部から1717番バスで1時間半
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