台北日本人学校のお弁当事情とバス事情


前回は長男・次男がお世話になった保育園、幼稚園についてまとめてみました▽

今回は長男が本帰国まで1年だけ通った台北日本人学校のことについて。主にお弁当事情とバス事情!

母も大変ぜよ。

台北日本人学校はこんなところ

日本人の多く住む天母地区にある台北日本人学校。日本に戻ることが確定している駐在家庭は日本人学校に通わせる人がほとんど。

現地校やインターに通っていても高学年から編入してくる子もいます。理由を聞くと、日本の高校受験を見据えて。現地校だと漢字が繁体字になるので学び直さないといけなかったりするようで。

こちらは入学式の写真。

入学式では95%の子がランドセルでビックリ!タイ・シンガポールはリュックタイプの子が大多数だったので。所変わればだなぁ。

でも半年くらいするとリュックに切り替えていく子が増えていきました。暑いしお弁当も入るので。

入学して数ヶ月後に新校舎になりました。
HPより画像をお借りしました)
新校舎はめちゃくちゃ素敵。

廊下側の壁は取っ払えるようになっているし、広くて明るくて、体育館にはボルダリングまであるし、セキュリティもしっかり、良い環境だなと思います^^

入学後第一の試練:お弁当

日本の公立校と違って、日本人学校は大変です。

なぜなら毎日お弁当&送り迎えが必須だから

海外の日本人学校はおそらく全て?給食がなく、お弁当持参。

提携するお店がいくつかあって(モスバーガーもある!)事前注文できたりはするので、週に1回でも使えれば楽になるとは思います。

それでも保護者の責任のもと注文するので連絡ミスで注文できてなかった!とならないよう気は張るし、学校のQ&Aにも、

「外注の割合は1割から2割程度でほとんどの子どもがお弁当の持参となります。」

とあるように、基本はお弁当。

学年が上がって慣れていけば注文の子も増えていくのかな?

朝はお弁当を持たせていってらっしゃい!とはいかず、8時前までに学校へ送り届けねばなりません。母も身支度、簡単なお化粧をして、門まで一緒に登校。

スクールバスの場合は出発時間までに作って、バス停まで送っていかねばなりません。学校から遠いほど出発時間は当然早く、うちのバス停は7時発くらいでした。

夫がバイクで6:50頃送っていってくれてたので、それまでに朝ごはんを食べさせて、お弁当を持たせてなので、毎日気が抜けなかった(><)

第二の試練:スクールバスに乗れない

参照:スクールバス - 台北日本人学校

台北日本人学校は全員がスクールバスに乗れません。

学校が日本人居住区にあるからなんだろうと思います。多くの人が学校近辺に住み、徒歩か公共バスを使っての登校で、スクールバスは離れた場所に住む希望者のみ。

タイとシンガポールの日本人学校はスクールバスが何十台(タイは何百台!?)コンドの下にバスが来てくれて、みんな乗っていっていたのでまず徒歩登校があることに驚きました。

でも悲しくも先月あった中国の事件で深圳の日本人学校も徒歩登校があることを知り、台湾だけじゃないんだなと。

*

バスは3台のみで(観光バスみたいな大きいやつ)、運行ルートが決まっています。

希望者全員が入学後すぐに乗れるわけではなく、基本的に満席運行なので、空きが出るまでは学校まで親が送迎しなければなりません。

中には半年後からようやく乗れたという方も。涙

うちは1ヶ月強送り迎えをしました。朝は夫が送っていってくれていたので、お迎えのみでしたが、

5時半起きでお弁当を作り(次男が起きてグズってもいいよう早めに起きて準備)、

お迎え時は校庭での遊びに付き合い(私は縦横無尽に走り回る次男を追い回す)、

友達もいるからなかなか帰りたがらず(4月でも暑い)、

ようやく公共バスで30分かけて帰り、

疲れ果てた長男の重たいリュックを持ち、

バス停からうちまで15分歩いて帰宅。

その間1歳8ヶ月(11kg)の次男をずっと抱っこ。

肩こりからくる頭痛もマックス。

もう帰宅後動けない、、、

なんてことが入学1ヶ月目にはありました。

そこへ帰宅した夫。

倒れている私の話をひと通り聞いた後、

「今日はお風呂入って布団に入ることだけを考えて。Don't work! Overwork is killing you」

と。英語で仕事している&陽気な性格な夫。こういうとき、英語だとストレートに言葉が入ってきて、あぁその通りだなぁ、と涙がぽろぽろ(メンタルボロボロでした笑)。

子供はもちろん新しい環境で頑張っているけど、慣れるまでは親も大変でした。

ちなみに、近くに住む人は帰りのお迎えは習い事という手段で回避でき。習い事に申し込むと学校から習い事まで直接引率していってくれたりするので、利用している人が多いようでした。

バスに乗れるようになったら

Hello Activityさんより画像をお借りしました)
実際のスクールバスではないですが、イメージこんな感じ。立派なバス!

スクールバスは利用する児童の保護者が中心となって学校と連携して運営・運行しているため、保護者の負担も大きく、バス委員さんは大変そうでした(><)

他にバス停係さんなどもいて、色んな連絡をLINEグループでしてくれます。

規約や決まりごとがたくさんあり、乗れると決まった時は資料の多さや、やり取りにバタバタ。

我が家は1年利用して帰国したので恩恵を受けるだけになってしまいましたが、対応してくださっていたバス委員さん、バス停係さんには本当に感謝感謝でした。

*

バスのルートはあらかじめ決まっていて、バス停は10ヶ所ほどなので、近くにバス停がない場合は、そのバス停まで連れていかなければいけません。公共バスできている方もいました。

あとは、低学年で5時間授業の日は高学年の子の授業が終わるまでバス待ち教室で待機します。

バス待ちでは、宿題を終わらせたり、ドラえもん?などDVDが見れたり、折り紙ができたりしたらしく、長男は楽しかったようです^^

PTAも大変かも

あとはPTAも大変そうな雰囲気でした。日本の縮小傾向とは違い、結構しっかりな印象。学校へ出向くことも多いそう。

個人調査票があって、引き受けれない理由などもしっかり書くため、逃れられない。

初めてのクラス代表選出の時のくじ引きのピリピリした空気がなんとも(^^;)

帰国して。

日本に戻ってきてつくづく思うのが給食と自分で登校することへのありがたさ。

給食は美味しい!とメニュー表を見ながらいつも楽しみにしてるし、家とは違う味覚を育ててくれて、栄養面も偏らずありがたい。

自分で登校してくれるのも本当にありがたいなと。

外国で何が起きるか分からないので門をくぐるまでは保護者が責任を持って、というのはよーく分かるんですが。

毎日は疲れちゃうんだよね。1歳児も一緒だったから尚更。

タイに住んでいた頃、小3にもなって一人で外を歩いたこともない、何もできないと心配したママ友が兄弟と自分だけ旦那さんより先に本帰国したんですが。

その気持ち、長男が小4になった今なら分かるかも。

自転車で1人で公園へ行ったりもできないし、友達の家へも母が着いていかねばとなると心配にもなるよなと。

とはいいつつ我が家は初めての一人登校が心配で学校から3分の距離の家にしましたが。笑

*

色々と大変だったことを書いてしまいましたが、授業の英語(中国語もある!)は日本より断然しっかりやってくれるし、子供にとってはいい環境!

海外での生活自体、子どもにとっても貴重な経験。

慣れていけば楽をできる方法も見つかっていくでしょうし、お金で解決できる部分もある。父母が疲れてしまわないように上手く活用していくのがいいのかなと。

子供はもちろん、お父さんもお母さんも異国の地で頑張ってる!(大拍手)

--------------------------------------------
名前:台北日本人学校(台北市日僑学校)
--------------------------------------------

こちらの記事にも小学校のことちらっと書いてます▽


スポンサーリンク
スポンサーリンク


0 件のコメント :